この度、ムームードメインに取得して独自ドメインをXserverドメイン(エックスサーバードメイン)に移管しました。
Xserverドメインのドメイン更新料金がムームードメインよりも安く、そして期間限定で移管手数料が1円(キャンペーン価格)と超破格値だったからです。
せっかくなのでドメイン移管の手順について紹介します。
.comと.netはXserverドメインの方が更新手数料が安い
.comと.netを取得するなら、Xserverドメインがオススメです。更新料が安いからです。
Xserverドメイン | ムームードメイン | |
.com取得 | 1円 | 1,093 円 |
.com更新 | 1298円 | 1,728 円 |
.net取得 | 1円 | 1,263 円 |
.net更新 | 1518円 | 1,628 円 |
*注1:上記の価格は2022年7月現在の価格です,取得料の1円はキャンペーン価格
*注2:ムームードメインの取得料は、条件を満たす場合には割引価格(1円)が適用
.comは400円以上差があります。毎年更新するものなので更新料は安い方が経費が抑えられます。
なので.comと.netを取得するなら、今現在ではXserverドメインがお得です。ただし価格競争によってこの先、逆転する可能性は考えられます。(ちなみに、ロリポップのレンタルサーバーを使っているならムームードメインの方が便利かも)
>> Xserverドメイン
>> ムームードメイン
ムームードメインで取得したドメインをXserverドメインへ移管する手順
ムームードメインで取得したドメインをXserverドメインへ移管する大まかな手順の流れは以下の通りです。
- Xserverドメイン側から移管したいドメインと支払い方法を設定。
- ムームードメイン側でWHOIS情報を変更し、AUTH_CODE(認証鍵)を取得。
- Xserverドメイン側でAUTH_CODEを入力し移管申請。
- ムームードメイン側からドメインの移管を承認。
- Xserverドメイン側で、Whois情報をXserver Inc.(弊社)名義で代理公開するに変更する。
これで終了です。今回移管したドメインのWordPressはXserver(エックスサーバー)で運営していたのでネームサーバー設定は必要ありませんでした。
それでは詳細の各手順を解説します。
まずはXserverドメインから移管したいドメインと支払い方法を設定を設定する
Xserverドメインの画面から[ドメイン移管]をクリックし、ドメイン移管の画面を表示します。
「移管を行うドメインを1行1ドメインで入力してください。」に、移管したいドメインを入力し、[検索]をクリック。
ちなみに、ドメインの移管が不可能な場合があるので、移管が不可能な条件をこの画面で確認してください。
検索後、ここでレンタルサーバー「エックスサーバー」利用申し込みの画面が表示されます。認証コードの入力のボックスがありますが、これは無視してOK(後で入力可能)。
エックスサーバーをすでに利用している人や利用しない人は、「利用しない」をチェックし、「移管手続きに進む」をクリックします。
*ここでは「利用しない」をチェックしたとの前提で先に進みます。
ログイン・アカウント登録の画面でXserverにログインします。XserverアカウントIDがない人は、XserverアカウントIDを取得します。
お支払いの情報の画面が表示されるので、支払方法(カード払いや銀行振り込みなど)を設定します。クレジットカード払いがオススメです。
登録情報・お支払い情報の内容の確認と規約への同意を行います。これでエックスサーバー側の申し込みはいったん終了。
ムームードメイン側でWHOIS情報を変更してAUTH_CODE(認証鍵)を取得する
ムームードメインにログインしてコントロールパネルの画面に進みます。
コントロールパネルのドメイン一覧の中の移管したいドメインをクリックします。「WHOIS情報」の項目があるので[WHOIS情報]をクリックします。
公開情報の項目に、以下の2つのチェック項目があるので、
- 弊社の情報を代理公開(公開中)
- お客様の情報
「お客様の情報」にチェックを入れ、[変更する]をクリックします。
*通常は代理公開になっていると思います。お客様の情報に変更すると、自分(お客様)の情報が公開されます。
移管対象のドメインの[WHOIS情報変更]をクリックし、登録者情報と管理者情報を確認し、自分の情報が間違っていたら正しい情報に修正します。メールアドレスが間違っていると、メールが届かないので特に注意が必要です。
*メールアドレス以外の情報は違っていても問題はないかもしれませんが、トラブルが起きると嫌なので正しい情報へ修正しました。
同じ画面にAUTH_CODE(認証鍵)が表示されているので、コードをコピーします(PCのメモ帳などにコピペしておきます)。
とりあえずムームードメイン側の設定はここまで。
エックスサーバードメイン側で移管申請する
エックスサーバードメインに戻ります。
ドメイン一覧画面の移管対象ドメインの[移管申請]をクリックし、移管申請画面を表示します。
移管申請の画面の認証鍵のボックスに、ムームードメインで取得したAUTH_CODE(認証鍵)をペースト(貼り付け)し、[確認画面]をクリックします。
これでいったん終了。
エックスサーバーからメールが来るので待ちます。
*メールが来るのに時間がかかるため不安になりましたが、ちゃんと届きました。私の場合、7時間かかりました。
*エックスサーバーのメールはエックスサーバーアカウントを登録したメールアドレスに届きます。
エックスサーバーのメールのURL先からドメインの移管申請を行う
エックスサーバーから「■【重要】〇〇〇.com のトランスファー申請に関するご案内■ 」というメールが届きます。
メールに記載されれているURLから「ドメインの移管承認」の画面に飛び、[移管を承認する]をクリックし、ドメインの移管申請を行います。
まだ完了していません。
ムームードメインからメールが届くのを待ちます。
*さらに1時間後に届きました。
*ムームードメインからはWHOIS情報のメールアドレスに届きます。
ムームードメインのメールのURL先から移管の承認を行う
ムームードメインから「■重要■トランスファー申請に関する確認のご連絡 」というメールが届きます。
メールのURL先から「ムームードメイン 他社へのドメイン移管 承認フォーム」へ飛びます。
この画面の[承認する]をクリック、次に[決定]をクリックします。
ムームードメイン側はこれで完了。
この後(1時間後くらい)に、ムームードメインから「■トランスファー申請承認処理完了のご連絡■」のメールが届きます。
完了のお知らせのため、ムームードメイン側への対応は必要なし。
必要に応じてエックスサーバードメインでネームサーバー設定とWhois情報変更する
エックスサーバードメイン側で、必要に応じてネームサーバーの設定を行います。対象ドメインのWordPressをエックスサーバーで運営している場合は、設定の必要はないようです。
次に、エックスサーバードメイン側でWhois情報をXserver Inc.(弊社)名義で代理公開するに変更します。
Xserver Inc.(弊社)名義で代理公開しないと、個人情報が公開されるおそれがあります。忘れずに変更しておきます。
これですべて完了です。
ドメイン移管のまとめ
今回はムームードメインで取得・管理していたドメインをエックスサーバードメインへ移管する手順を解説しました。
ポイントは、
- ムームードメインでWHOIS情報を変更してAUTH_CODE(認証鍵)を取得する
- XserverドメインでAUTH_CODEを入力し移管申請する
- Xserverドメインで、Whois情報をXserver Inc.名義で代理公開するへの変更を忘れない
です。
1日以内で移管は完了しました。
Xserverドメインの「ドメイン移管《1円》キャンペーン」は、2022年7月28日まで。対象ドメイン
更に移管をするとドメイン名の有効期限が1年間延長。ドメイン費用の節約にもなります。
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