今日の日本ダービーは、ワグネリアンに騎乗の福永祐一騎手が悲願の初優勝!
ワグネリアンとゴール後に、福永騎手の涙が印象的でした。
競馬ファンならば、福永騎手の日本ダービー初制覇に、めちゃくちゃ感動したのではないでしょうか!
福永騎手のキングヘイローの呪い
キングヘイローとは、1997年から2000年に活躍したサラブレッド。
父は80年代ヨーロッパ最強とも言われる凱旋門賞馬のダンシングブレーヴ、母はアメリカでG1・7勝の名牝グッバイヘイローと、超良血馬として鳴り物入りでデビューしました。
福永騎手とは新馬戦からのタッグ。この時、福永騎手はデビュー2年目。ラッキーですよね。実力もあったからでしょうけど。
皐月賞はセイウンスカイの2着。そしてダービーへ。
ダービーでキングヘイローは2番人気。ここで福永騎手はやらかします。
キングヘイローは1コーナーで暴走し、逃げてしまう。結果は14着の惨敗。レース後、福永騎手非難ゴーゴーで、へこんでいたのを覚えています。(メディアを通してですが)
そもそもキングヘイローの気性の荒さを考えると、東京芝2400Mは合ってなかったんじゃないかとも思いますけど。
このレースはトラウマとなり、福永騎手のその後の騎乗に大きく影響を及ぼし、これがキングヘイローの呪いと呼ばれているようです。
その後のダービーの福永騎手は、有力馬に乗りながらも優勝はできませんでした。
そして19度目の挑戦の今日のダービーで悲願の初制覇!不利と言われる外枠で勝ったのは素晴らしいの一言。
これでキングヘイローの呪いから解き放たされたのではないでしょうか。
今日の福永騎手の涙には、ダービー初挑戦からの様々な想いが詰まっていたんじゃないかなと思います。
もう一つの想い
有名ですが、福永祐一騎手の父は、伝説の天才ジョッキーである福永洋一元騎手です。
福永洋一元騎手のレースを観たことはないですが、同期のあの岡部幸雄元騎手を差し置いて天才騎手と呼ばれていたことを考えると、相当の騎乗振りだったのではないでしょうか。
そんな天才騎手の福永洋一元騎手はダービーは勝っていません。
ダービー制覇は福永家、悲願だったそうです。
福永祐一騎手は、そんな父の想いも背負ってのダービー制覇だったと思います。
まとめ
今日の日本ダービーは、蝦名騎手のゴーフォーザミットから流したので外れてしまいました
(;_;)
でも感動のレースを見ることができ、大満足。
キングヘイローの呪いから解き放たれた福永祐一騎手は、今後の騎乗振りが、良い方向にガラッと変わるかもしれませんね。
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