(写真はイメージ)
今日の競馬のジャパンカップで激震が走りました。なんと3歳牝馬のアーモンドアイがジャパンカップ制覇!
それだけでも凄いニュースなのに、なんと芝2400M走破タイムが世界レコードタイムを更新!
まさに怪物牝馬!
アーモンドアイのジャパンカップの走破タイムは2分20秒6
今回、アーモンドアイが記録したジャパンカップ(東京芝2400M)の世界レコードタイムは2分20秒6。
これまでの芝2400Mの日本レコードが、過去のジャパンカップでアルカセットが記録した2分22秒1、世界レコードはアルゼンチンのアシデロが記録した2分21秒98。これらと比べると、1秒5、1秒38も縮めている。
1秒の差で6馬身の差と言われてますから、アシデロやアルカセットに6馬身差をつけて勝利した計算になります。
6馬身差で勝利って・・・。
ジャパンカップが行われた東京芝コースの当日の馬場は時計が速かったようですが、それでも凄いですよね。
アーモンドアイは来年、凱旋門賞に挑戦するのか?
ジャパンカップで怪物ぶりを見せ付けたアーモンドアイなので、凱旋門賞への挑戦を期待する競馬ファンは多いことでしょう。
アーモンドアイの調教師は国枝栄氏。
国枝栄調教師のフランスの凱旋門賞への経験はないですが、マツリダゴッホで海外競馬(香港:クイーンエリザベス2世カップ)の経験はあるし、アーモンドアイの来年の展望については凱旋門賞への参戦も選択肢の一つとしているようなので、アーモンドアイの凱旋門賞への挑戦は実現しそうな雰囲気です。
凱旋門賞の競馬場は、東京競馬場とは違って遅くて力のいる馬場。また4歳以上の牝馬は58キロの斤量なので、アーモンドアイのスピードが封じられてしまう可能性があります。
が、アーモンドアイとルメールとのコンビは、凱旋門賞日本馬初優勝の夢を見させてくれます。アーモンドアイには是非ともルメールと組んで凱旋門賞へ出走して欲しいです。
アーモンドアイはロードカナロア産駒
アーモンドアイの父親はロードカナロアで母親はフサイチパンドラ。
ロードカナロアといえば、短距離~マイル路線で無類の強さを見せたサラブレッド。実はアーモンドアイは短距離イメージの強いロードカナロア産駒なんですよね。
それが2400Mで世界レコードを記録するとは。
ロードカナロアのレースを調べてみると1600M以下しか走っていない。実はロードカナロアは2000M以上は走っていないだけで、中距離~長距離でも強かったのかも。
母親のフサイチパンドラはエリザベス女王杯のG1馬。他にもオークス2着、秋華賞3着など重賞で活躍した名牝馬。
更に、ロードカナロアの父はダービー馬のキングカメハメハで、フサイチパンドラの父はあの伝説の名種牡馬、サンデーサイレンス。
アーモンドアイは血統的にも凄いです。
まとめ
今日はホントに凄いレースを観てしまいました。これほどの怪物級のサラブレッドの登場は、オルフェーヴル以来じゃないでしょうか。
個人的には、今回のジャパンカップでは、アーモンドアイが3冠牝馬とは言っても勝てるわけないんじゃないかと侮ってましたが、結果はコレ。
自分の競走馬を見る目がまったくないことに気づかされました。
アーモンドアイには、来年は是非とも凱旋門賞に挑戦して、悲願の日本馬凱旋門賞勝利を実現して欲しい。
故障だけは怖いので、無理はさせないで欲しいところですけど。
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